締切【化学グランプリ2022】
「化学グランプリ2022」に参加しよう!
「夢・化学-21委員会」と「公益社団法人日本化学会」(東京・千代田区)は、「化学グランプリ2022」の1次選考(オンライン)を2022年7月18日(月・祝) に実施します。なお、1次を通過した人は、実験をともなう記述試験の2次選考を、8月23日(火)~25日(木)に秋田大学(秋田市)にて開催します。

「夢・化学-21」委員会は、「日本化学工業協会」「日本化学会」「新化学技術推進協会」「化学工学会」の4団体で構成
「化学グランプリ」は、全国の高校以下の生徒が化学の実力を競い合う場であると同時に、国際化学オリンピックへの日本代表候補者の選抜も兼ねている大会。
選考は、オンライン試験による1次選考と、大学の実験室などを会場とする2次選考にわかれており、今年の2次選考は、秋田大学でおこなわれる予定です。
1次はオンライン、2次は秋田大学で実施
1次選考(150分間)では、基礎化学・無機化学・有機化学・物理化学の分野から1題ずつ計4題を出題。高校化学の基礎的な内容を踏まえながら、教科書で扱われない新たな化学の一面と向き合えるような問題作りが意識されています。結果は、8月中旬に発表されます。
1次選考の成績上位者約80名が挑むことのできる二次選考は、2泊3日の合宿形式で化学実験を組み込んだ記述試験を実施。参加者には実験用白衣や安全眼鏡などが配布され、自ら実験して得られたデータに考察を加えてレポート形式にまとめるよう求められます(240分間)。
試験後には、懇親会がおこなわれ、初めて顔を合わせる人がほとんどのなか、例年みなさん活発に交流されるそうです。
20名を2023年のスイス大会代表候補に推薦
化学グランプリ2022に参加した中学3年生、高校1、2年生の生徒と日本化学会の支部から推薦された20名程度は、2023年の「第55回国際化学オリンピック」スイス大会代表候補に推薦。
化学グランプリに参加するためには、高校3年生相当以下で20才未満(国際化学オリンピック日本代表生徒およびその経験者は除外)であれば誰もが申込可能。年齢の下限は設定されておらず、中学生以下の参加も認められています。
ただし、年齢を問わず、二次選考の実験においては、試験監督者の指示を正しく理解し、器具などを安全に取り扱える能力が不可欠。また、化学グランプリの参加費は無料で、二次選考会場への往復交通費、宿泊費、飲食費といったコストも主催者規定に基づき支給してもらえます。
プログラムの詳細は下記の記事で読むことができます。また、公式サイトへのリンクもあります。
【化学グランプリ2022】
- 主催:「夢・化学-21」委員会、公益社団法人日本化学会
- 開催日:1次選考(オンライン試験)/2022年7月18日(月・祝) 、2次選考(秋田大学にて)/2022年8月23日(火)~25日(木)
- 対象:2022年4月時点で高校3年生相当以下で、20才未満の人(日本代表候補への推薦は中3・高1・高2生が対象)
- 参加費:無料(2次選考に係る交通費・宿泊費・飲食費も支給)
- 申込締切:6月8日(水)