【締切】JASSO「2023年度海外留学支援制度(学部学位取得型)」
世界の大学で学ぶための奨学金制度
「日本学生支援機構」(横浜市)は、海外大学に進学する人を対象とする「2023年度海外留学支援制度(学部学位取得型)」奨学生を、2022年10月9日まで募集しています。
「2023年度海外留学支援制度(学部学位取得型)」では、2023年4月~2024年3月の間に、学士の学位を取得するために留学する日本人学生が、学修に必要な経費の支援を4年間に渡り受けることができます。
奨学金は、月額5万9000円〜11万8000円まで、国や地域によって異なります。
応募要件は、応募時に日本に居住する日本国籍を有する人で、高校などを卒業もしくは修了後3年以内であること。
留学先の使用言語が英語の場合は、応募締切時から過去2年以内のTOEFL iBTスコアが80点以上、またはIELTSのバンドスコアが6.0以上を満たさなければなりません。英語以外であれば、ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)B2レベル以上である必要があります。これらは留学先が指定する語学能力に関わらず、この制度に応募するうえで必須となる外国語スキルの水準です。
また、応募時までに在籍した高校の全履修科目の評定平均値が、3.7(5段階中)以上であることも求められます。
支援期間は原則4年ですが、留学先が「大学入学準備コース」の修了を入学前に義務づけている場合は、支援対象期間に当該コースも含まれます(ただし、支援開始の時点で学士課程への入学許可が出ていることが条件)。
2021年度・2022年度にこの制度に採用された奨学生は、それぞれ45名となります。
応募者は、JASSOの申込専用サイトからシステムにログインし、必要書類等を提出。応募システムに直接アップロードする書類では、留学を志す理由・留学計画・学位取得後の進路計画、「日本社会への貢献」についてのエッセイ(日本語)、留学をテーマとした自己PRなどの提出が求められます。
在籍している高校や、卒業した高校に準備してもらう書類もあります。応募を考えている人は、早めに募集要項をチェックし、必要な書類を確認を。
選考スケジュールは、書面審査(1次審査)の結果は2023年1月上旬をめどに通知。2次審査は2023年1月21日(土)または22日(日)に面接を実施。採用結果は3月上旬に通知予定です。
詳細は、下記の「海外留学支援制度」ページから確認を(公式サイトへのリンクあり)。
【2023年度海外留学支援制度(学部学位取得型)】
- 主催:独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)
- 派遣先:学士号が取得できる諸外国(地域)の大学(芸術の実技分野を除く)
- 対象:支援機関開始までに高校などを卒業・修了する人、応募締切日までに高校などを卒業後3年以内の人
- 支給金額:年額最大250万円(エリアにより異なる 授業料/1万米ドル相当の実費額
- 支給期間: 原則4年間
- 出願期間:2022年9月5日(月)~10月12日(水)13時(発送物は10月12日必着) ※応募事前登録は10月6日(木)13時まで