【締切】科学地理オリンピック日本選手権2022
総合的な「地理力」を競い合おう!
「国際地理オリンピック日本委員会」は、「第17回科学地理オリンピック日本選手権 兼 第19回国際地理オリンピック選抜大会」を、2022年12月10日(土)~2023年3月12日(日)に開催します。

「国際地理オリンピック(iGeo)」の第1回大会は、国際地理学連合(IGU)が1996年にオランダのハーグで開催。日本は、2000年の第3回大会に初参加し、その後2006年に「国際地理オリンピック日本委員会」が設立され、2008年からは代表選考を兼ねて「科学地理オリンピック日本選手権」を開催している
対象は、2022年4月以降、大学およびそれに相当する教育機関で教育を受けていない19才未満の人(ただし、高校・高専3年生および中等教育学校6年生は世界大会代表の選抜対象にはならない)。
「科学地理オリンピック日本選手権」は、おもに高校生が参加し「場所を見抜く力」や「的確に表現する力」といった総合的な「地理力」を競い合う全国規模のコンテスト。試験科目の「地理」といえば、暗記のイメージが強いかもしれませんが、地理的思考に基づいた読解力・分析力・表現力といったスキルが求められます。
選抜試験ごとの要点を以下に記します。
- 第1次選抜…50分のマルチメディアテスト。地図・図表・写真などを使った問題に答える客観式テスト。成績上位約100名が第2次選抜に進む
- 第2次選抜…120分の記述式テスト。地図・資料などの読解が中心。成績優秀者には金・銀・銅メダルを授与。成績上位者約10名が第3次選抜に進む(ただし、高校・高専3年生および中等教育学校6年生は第3次選抜の対象にはならない)
- 第3次選抜…フィールドワークをもとにした筆記・作図などの試験および地理に関連したテーマについて議論するグループディスカッションの試験。4名を日本代表として、2023年8月上旬にバンドン(インドネシア)で開催予定の第19回国際地理オリンピックに派遣
国際地理オリンピックでは英語の出題に対してかならず英語による回答が求められます。そうしたルールを見据え、第1次予選の段階から2割程度が英語で出題されるなど、代表選考のプロセスにおいても語学力は評価要素のひとつです(紙媒体の英和辞書のみ持ち込み可)。なお、国内選考で一定以上の成績を残した場合は、一部の大学でAO入試などの特別入試に役立てることができます。
詳細は、「国際地理オリンピック日本委員会」ページから確認を。
【第17回科学地理オリンピック日本選手権 兼 第19回国際地理オリンピック選抜大会】
- 主催:国際地理オリンピック日本委員会
- 日程・会場:第1次選抜/2022年12月10日(土)オンライン試験、第2次選抜/2023年2月19日(日)東京・大阪など全国9ヵ所程度で実施予定、第3次選抜/3月11日(土)~12日(日)関東地方で実施予定 ※第2次・第3次選抜についても、新型コロナ感染症の拡大状況によっては、オンラインで実施する可能性がある。
- 参加:無料
- 申込方法:個人申込(上記公式サイトから)もしくは学校申込(在籍する学校の担当の先生に相談)
- 申込締切:2022年11月15日(火)