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教育団体
東京都次世代リーダー育成道場
【東京都次世代リーダー育成道場のポイント】
- 都立校の高校生200名を募集対象としたプログラム
- 半年〜1年間の国内研修と留学で構成
- 派遣先はオセアニアもしくは北米で参加費は80万円
東京都教育委員会が実施している、都立校生の留学へのチャレンジを支援する「次世代リーダー育成道場」は、国際感覚豊かな次世代リーダーを東京都から輩出することを目指すプログラム。現地の家庭にホームステイし、現地の高校に通います。過去10年に渡り、毎年200名もの高校生を英語圏の高校留学に送り出しています。
募集対象となるのは、都立高校、都立中学校、都立中等教育学校に通う生徒に限定されています。例年、4〜5月が募集期間となっており、6月に面接(日本語・英語)、小論文と英語の筆記テスト(別日程)があり、7月中旬に選考結果が発表。その後研修を受け、翌年の1月(オセアニア地域)もしくは8月(北米)に出発することとなります。
このプログラムでは、留学先への出発前に、半年から1年の国内事前研修期間が設けられているのも大きな特徴で、事前研修と海外留学の2本柱からなります。
事前研修は、毎月2回程度、日曜日をメインに行われ、英語スキルはもちろん、海外生活や現地高校で学ぶために必要な知識・ノウハウを身につけます。事前準備を念入りに行うのは、参加者の留学期間を実り多きものにしてもらいたいという主催者の意図であり、また海外留学が不安な高校生にとっても、事前に十分な学習期間が確保されているのは心強いメリットとなるでしょう。
■日程と派遣先が異なる2つのコースを用意
留学日程は、オセアニア地域へ冬出発の「Aコース」(事前研修半年)と、北米地域へ夏出発の「Bコース」(事前研修1年)にわかれています。
志願表には、AとBどちらを優先希望するか、あるいは片方のコースしか希望しない旨を記入できますが、志願者側が留学先の国や学校を指定することはできません。また、都立の中学3年生であれば、北米地域行きのBコースであれば申込可能です。受講料はいずれも80万円(渡航費・滞在費・学費等に相当)。
当プログラムは学校単位での応募のため、在学校校長の推薦が必須となります。志願者は必要書類を準備し、在学校が指定する期日までに提出してください。
その際、CEFR B2 相当以上の英語力(2年以内に取得)がある人は、英語力に関する証明書も添付。英検準1級以上、TOEFL iBT 72点以上、IELTS 5.5以上などがおもな英語試験の基準で、研修生選考時の面接(英語)と英語筆記テストが免除されます。
選考は、6月中に行われる面接(英語・日本語)、小論文(日本語)、英語筆記テストの総合成績順で決定し、仮に定員が空いていても基準点に満たない志願者は不合格。なお、応募時の自己PRカードと推薦書は点数化されませんが、面接時の資料として用いられます。
東京都次世代リーダー育成道場
主催:東京都教育委員会 |
創設:2012年 |
派遣先:Aコース/オセアニア(オーストラリア、ニュージーランド)、Bコース/北米(アメリカ、カナダ) |
参加費: 80万円 |
参加期間:国内での事前研修(半年〜1年)+留学 |
応募条件:都立高等学校、都立中学校および都立中等教育学校に在籍する生徒で「推薦基準」に基づき校長が推薦する人で、Aコース/高校1〜3年生、中学3年生に相当する学年、Bコース/高校1〜2年生、中学3年生に相当する学年であること |
採用予定人数:200名以内(Aコース100名以内、Bコース100名以内) |
募集概要
出願期間 | 4月〜5月 |
選考スケジュール | 6月に面接(日本語・英語)、小論文と英語の筆記テスト(別日程)があり、7月中旬に選考結果が発表。その後研修を受け、翌年の1月(オセアニア地域)もしくは8月(北米)に出発 |
対象 | 都立の中学3年生〜高校3年生(コースにより異なる) |