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ディベート甲子園(全国中学・高校ディベート選手権)

【ディベート甲子園】

  • 1996年に発足した、中高生ディベート大会の先駆け
  • 調査型(アカデミック)ディベートを採用
  • 予選は全国8ヵ所で開催、1校4~6名のチームで参加

中高生ディベート大会の先駆けとなるプログラム

「ディベート甲子園(全国中学・高校ディベート選手権)」は、全国の中高生が互いに交流しつつ、ディベートを学び議論の力を伸ばしていく場となるディベート大会。

大会を主催する「全国教室ディベート連盟(NADE)」は、「ディベート」という言葉すらあまり知られていなかった20世紀末より、ディベートの技術と発想を学校教育や社会へ普及推進するための活動を実践してきました。

全国教室ディベート連盟(NADE)は、1996年の発足以来、ディベート甲子園の開催をはじめ、ディベート教材や指導法の開発、全国各地のディベート講習会の開催といった事業を展開し、2004年にはNPO法人としての認証を取得。こうした一連の取り組みを通じて、ディベートスキルを活かして各界で活躍しうる人材を輩出している

調査型(アカデミックディベート)で試合が行われる

同連盟が発足した1996年より、毎年8月上旬頃に開催されているディベート甲子園は、コロナ禍の影響で第25回大会が初の中止となりましたが、2021年度の第26回大会よりオンライン形式(Zoom)で再開。

なお、競技ディベートには、大きくわけて「即興型(パーラメンタリーディベート)」と「調査型(アカデミックディベート)」がありますが、ディベート甲子園は「調査型(アカデミックディベート)」を採用。

開催にあたっては、全国大会の約半年前に「中学生の部」と「高校生の部」でそれぞれの論題(議論のテーマ)を発表。論題にはその年に相応しい注目度の高いテーマが指定され、参加チームは論題に関する多くの資料を分析し、試合形式の練習を重ねながら地区予選や全国大会での好成績を目指します。

ディベート大会に参加する方法

ディベート甲子園へ向けた参加者はまず、全国8ヵ所に位置する連盟支部が主催する地元の地区予選に出場。地区ごとに異なる全国への出場枠に選ばれたチームは、3日間の日程で行われる全国大会で予選リーグと決勝トーナメントを闘い抜き、論理的思考力や分析能力、スピーチ力などを競います。

地区予選を含め、大会に出場できるチームは各校より1チームまで。同一校に在籍する生徒4~6名より参加チームを編成します。ただし、やむを得ない事情が主催者より認められた場合は、2~3名の参加登録で出場できるケースもあります。

本大会では、論題に対する肯定側と否定側を、各チームがランダムに担当して対戦。チームより4名の試合出場者を選び、立論・質疑・第1反駁・第2反駁の各ステージを1名ずつが担当します。

なお、「質疑」に対しては立論の担当者が応答しなくてはなりません。試合判定は、肯定する方がメリットが大きいと判断された場合は肯定側、そうでないと判断された場合は否定側に投票されます。また、話し方、議論の構成、わかりやすさなどを加味したコミュニケーション点を4つのステージごとに評価しています。

2022年度の部門別テーマをチェック

2022年度に行われる第27回ディベート甲子園の論題は以下のように発表されました。

  • 中学校の部…日本は中学生以下のスマートフォンなどの使用を禁止すべきである。是か非か
  • 高校生の部…日本はすべての石炭火力発電を代替発電に切り替えるべきである。是か非か

中学生の論題は携帯電話に関するトピックですが、過去に第7回と第13回大会でも取り扱われたものです。ただし、ごく短い期間で携帯電話を巡る状況は様変わりしており、従来とは異なる視点も加わった白熱した議論が期待されています。

いっぽう、高校生の論題で今回のようなエネルギー政策を取り扱うのは、第10回(2004年)の「炭素税」以来となります。その間、エネルギー政策の根幹を問う大規模災害の発生や、国際社会の本格的な気候変動対策への取り組みといった状況の変化を経て、今回どのような議論が飛び交うのか多方面の人々から注目されることでしょう。

地区予選の応募詳細はまだ更新されていませんが、参加予定のチームは公開済みの論題に基づきディベートの準備を進めることができます。

参加受付は5月上旬にオープンする予定

地区予選の申し込み窓口(Webフォーム)は、各地区を管轄する全国教室ディベート連盟支部が独自に設けています。出場受付期間は、例年であれば5月上旬~6月上旬頃にかけて、地区予選は、6月~7月にかけて2日~3日にわけて開催されるケースがほとんどです。

  • 出場受付期間…5月上旬~6月上旬ごろ
  • 地区予選…6月~7月(2日~3日に渡り開催)
  • 全国大会…8月(3日間)

応募校多数の場合は、原則先着順で出場チームが決まります。一連のスケジュールは支部ごとでかなり差があるので、かならず自身の学校が所在するエリアの情報を確認するようにしてください。

また、地区予選の参加登録料も一律ではありませんが、1チームあたり2000~4000円(オンライン開催の場合)が相場となります。予選後、全国大会へ出場が決まった場合、各学校8000円の参加料が追加で発生する予定です。

大会に関する問い合わせ窓口は、連盟支部ごとに設けてあります。本部の事務所も問い合わせフォームより連絡が可能ですが、「大会ルールや論題の解釈等に関する個別の質問」は、競技の公平性の観点から禁止されています。

ディベート甲子園(全国中学・高校ディベート選手権)
運営:特定非営利活動法人 全国教室ディベート連盟
理事長:藤川 大祐
住所:東京都千代田区外神田2-2-3 国際御茶ノ水ビル2F
プログラム開始年:1996年
開催時期:地区予選/6月~7月 全国大会/8月上旬頃
出場校:中学高校合わせて20~40校程度(地区ごとに異なる)
提供内容:地区予選と全国大会を通じて、全国の中学校・高校の競技ディベート日本一を決める大会
第26回全国中学・高校ディベート選手権 募集要項
募集期間各地域を管轄する8支部ごとに異なる(5月上旬~6月上旬頃)
対象各支部が管轄する地域内の中学校及び高校に在籍する生徒
予選出場校選考プロセス原則先着順(地域バランスを考慮して選出するケースもあり)
参加費(1校当たり)地区予選/2000~4000円、全国大会/8000円

「ディベート甲子園」公式サイト

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