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HEnDA全国高校生英語ディベート大会

【HEnDA全国高校生英語ディベート大会】

  • ディベートのスキルアップだけでなく、豊かな人間性の育成に注力
  • ディベート対策によって、英語力の伸長を図ることができる
  • 「もっともらしさ」と「価値」を掛け合わせた議論の「強さ」で勝敗が決まる
  • 世界大会「WSDC(World Schools Debating Championships)」日本代表メンバー選考も担う

「HEnDA(All Japan High School English Debate Association)」が主催する全国高校生英語ディベート大会は、全国各地の予選を勝ち抜いた高校生チームが参加する英語によるディベート大会です。

高校の英語教員と大学教員がチームとなり立ち上げた「全国高校英語ディベート連盟(HEnDA)」は、2006年に17都府県38校が集う英語ディベートの全国大会を初開催。その後、毎年のように全国からの参加校を増やし、文部科学省や米国大使館の後援、ベネッセコーポレーションの特別協賛などを得ながら、高校生対象の代表的な英語ディベート大会としての地位を確立してきました。

HEnDAの取り組みは、あくまで学校教育の一環としてのアプローチを貫いているのが大きな特徴。ディベートのスキルアップはもちろんのこと、大会での生徒間の交流と学習へのモチベーション向上を促し、参加者の豊かな人間性の育成に注力している

また、同連盟の国際委員会は、高校生年代ディベートの世界大会「WSDC(World Schools Debating Championships)」の日本代表メンバーの選考および派遣を担い、WSDCに関わる公的な組織として活動しています。

大会参加者に宣誓を求めるMake-Friends憲章では、「高潔」「探究」「フェア・プレー」「協働」「友情」という5つの精神を掲げ、知識を出し惜しみせず正々堂々と競いながらも、勝敗を超えて確かな友情を育む高校生の姿を追求しています。

吟味された論題に継続的に取り組む

ディベートの試合では、予選・全国大会ともに3月初旬ごろに発表される論題を継続的に採用。統一された論題で何試合もこなすことで、反省やステップアップに活かしてもらうという狙いもあります。

毎年の論題は、高校生の興味関心の持ちやすさと将来的な学習意義、肯定側・否定側の論拠の公平性などを考慮し、大会委員会での投票も交えて慎重に選定。また、議論で混乱をきたすことがないよう、論題に関わる言葉の定義や解釈について、詳しい公式見解を事前に明示しています。

なお、前年に続きオンライン開催となる2022年大会の論題は、「日本政府は,定年制を廃止すべきである。是か非か」に決定しました。

問われているのは英語スキルではない

HEnDAのディベート競技は、雄弁で党派的な言い争いではなく、客観的なエビデンスに基づいた実践的討論を冷静かつフレンドリーに行うスタンスを目指しています。なかには、ネイティブ並みの英語スピーチ力を有する出場者もいますが、同一テーマの議論に繰り返し耳を傾けることで、徐々に高度な政策ディベートを理解できるようになった例も多いようです。

とくに、大会参加条件(国内)に英語スキルは問われておらず、数ヵ月間ディベート対策に取り組む過程で、論題と関連した英語力の伸長を図ることができます。

また、英語のネイティブスピーカーは参加対象外となり、「海外生活経験者」であればチームに2名まで登録可能。この海外生活経験者には、英語を第1言語とする国に就学後1年以上滞在していた生徒、英語が第2言語の国の出身である生徒(就学前は不問)、家庭で常用的に英語を使用している生徒が含まれます。

試合の進め方や審査方法について

出場チーム数は1校につき1チームとし、4名~6名の選手登録のなかから各試合に4名が出場します。試合の基本的な流れは、「立論・質疑」→「アタック・質疑」→「ディフェンス」→「総括」という4段階で進行(42分)。出場選手4名を、これら4つのパートにひとりずつ割り当てます。

基本の審査プロセスでは、まず終盤まで述べられた論点をピックアップし、各々の論点に関する「もっともらしさ(蓋然性)」と「価値(重要性)」を評価。つぎに、その2要素を掛け合わせ、議論の「強さ」を判定します。最終的に、肯定側と否定側の「強さ」のスコアを比較して、上回った側に票が加算されます。

審査基準の留意点としては、英語スピーチの流暢さやアイコンタクトは、直接勝敗に影響することはありません。あくまで理性的な答弁を重視した英語ディベート大会だからです。ただし、勝敗とは無関係に、英語表現についてジャッジよりアドバイスがなされることはあります。

エントリー方法や大会のスケジュールについて

  • 3月初旬ごろ…論題が発表される
  • 10月ごろ…地域の大会へエントリー
  • 10月~11月…都道府県予選
  • 12月…全国大会

各地域の予選と全国大会では、それぞれ別個でエントリー手続きが必要となります。

全国大会に出場できるのは、原則として都道府県大会や広域大会(都道府県をまたぐ大会)、合同予選大会(所属地域で予選が開かれない場合に出場可能)で優勝や上位進出を果たした学校です。予選での好成績と状況次第で地域バランスも考慮したうえで、最大で64校の全国大会出場チームが決定します。

全国大会では、決勝1~3位、予選5~8位までのチームが表彰されるほか、最優秀ディベータ―賞をはじめとした個人賞も設けられています。

大会に関する質問等は、「一般社団法人全国高校英語ディベート連盟」まで問い合わせることができます。論題が発表された第17回大会の詳しい実施要項は、2022年4月以降に告知される見通しです。

HEnDA全国高校生英語ディベート大会
運営:一般社団法人 全国高校英語ディベート連盟(HEnDA)
理事長:下屋 浩実
住所:岐阜県高山市下林町353番地
プログラム開始年:2006年
開催時期:都道府県予選/10月~11月、全国大会/12月
募集校:最大64校
提供内容:多角的な視点、論理的思考力の育成を目的とした、高校生の英語によるディベート競技会
第16回全国高校生英語ディベート大会Online 募集要項(第17回大会は未発表)
応募期間2021年10月1日~11月10日
対象高校生年代の生徒(海外生活経験者等は1チーム2名以内、英語ネイティブスピーカーは不可)
選考プロセス都道府県予選の優勝校や上位校(地域バランスも考慮)
参加費1校につき2万円

「全国高校英語ディベート連盟(HEnDA)」公式サイト

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