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日本地学オリンピック

【日本地学オリンピック】

  • 毎年1500名程度が参加
  • 「国際地学オリンピック大会」代表選手4名を選抜
  • 毎年国際大会でメダルを獲るなど好成績を納めている

「日本地学オリンピック」は、全国の中高生が地学の知識や思考力を競い合いながら、仲間と共に地学を楽しむ機会が得られる、約1500人規模の地学コンテスト。また、同年に開催される「国際地学オリンピック大会」の日本代表選抜(中学3年生~高校2年生対象)も兼ねています。

この大会を主催する「NPO法人地学オリンピック日本委員会」は、国際地学オリンピックへの日本代表選抜や代表チーム派遣のほか、国内の中高生に対する地学の理解増進に関わる事業を行う団体

こうした事業を通じ、惑星科学に係る才能・素質に恵まれた人材の発掘と、研究者や教育関係者のグローバルな交流を推進し、日本の地学教育の充実・発展に寄与することを目的としています。

同NPO法人の前身となる国際地学オリンピック小委員会は、2007年に第1回国際地学オリンピック韓国大会の視察を行い、国際大会に日本の高校生が参加することの教育的意義と日本人の科学リテラシー向上の重要性を再確認。

ユネスコなどの国際機関が提唱した国際惑星地球年(2007年~2009年)と時期を同じくして、2008年に日本地学オリンピックの開催と第2回フィリピン大会へ日本チームとして初の正式参加を実現しました。それ以来、コロナ禍で中止となった2020年ロシア大会を除き、日本チームは例年のように金メダル受賞などの好成績を残しています。

■出題範囲をチェック

日本地学オリンピックでの出題内容について、まず予選では高校「地学基礎」の教科書に準じた内容を中心に、中学までの理科や環境災害に関しても問われます。

本選では、地質・個体地球、気象・海洋、天文・惑星分野の記述式問題と、実技試験として標本(岩石・鉱物・化石)鑑定にも取り組む予定。

温泉の泉源から解説文をまとめる問題や、地球を太陽から遠ざけた場合の地表温度計算など、参加者の興味関心を刺激するユニークな問題にチャレンジできます。特に実技では、地学研究者の研究プロセスを追体験するような問題も想定されます。

■月2回配信されている無料オンライン講座

主催団体は、日本地学オリンピックの参加者募集開始~予選開催の時期に合わせ、月2回程度のペースで、フューチャーアース・スクールという地学のオンライン教育講座を企画。VRを用いた岩石鑑定講座や火山噴出物に基づく噴火メカニズムの考察など、地学好きに最適かつ本番の試験対策になりうるコンテンツが充実しています。

また、東大・東工大・阪大・北大など一部の国立大学の対象学部学科では、地学オリンピックの成績(参加者には成績証明書を発行)を推薦・AO入試出願時の評価に加えることができます。

■開催スケジュールをチェック

  • 一次予選(12月)…択一式オンライン試験(200名を選抜)
  • 二次予選(1月)…マークシート式筆記試験(約60名を選抜)
  • 本選(3月の3日間)…合宿研修を兼ねた代表選抜試験(記述式問題と標本鑑定試験、10名を選抜)
  • 代表最終選考(本選の最終日)…日本代表4名を選出

2021年の日本地学オリンピックの予選は、自宅等で受験する一次予選(2021年12月、択一式オンライン試験)と高3生を除く成績上位者約200名が進出する二次予選(2022年1月、マークシート式筆記試験)にわかれています。

二次予選では各指定会場まで受験者が出向く必要があり、中学3年~高校2年生の約60名が本選進出者として選抜。

本選は2022年3月13日(日)~15日(火)の日程で、茨城県つくば市にて「グランプリ地球にわくわく」をテーマに掲げ、合宿研修を兼ねた代表選抜試験(記述式問題と実技として標本鑑定試験)が行われます。試験以外では、研究者の講演や研究所の見学ツアーなども予定しています。

そして、予選成績を加味した本選の結果に基づき、最優秀賞1名を含む金賞・銀賞・銅賞・茨城県知事賞といった各賞を発表。

金賞受賞者10名は、そのまま3月15日の代表最終選考(茨城県つくば市)へと進み、英語による討論や面接等の結果、国際地学オリンピックへ出場する日本代表4名が正式に選ばれます。

なお、2022年度国際大会は8月24日~30日でオンライン開催が決まっており、代表メンバーはつくば市のホテルに集まったうえで大会に臨む予定。

■本選に進めるのは中3〜高2

日本地学オリンピックの参加資格は中学・高校生と定められていますが、本選に進めるのは中3~高2の参加者に限られ、高3生に至っては一次予選のみで大会日程が終了となります。

参加費は一次・二次予選ともに無料、本選への参加は2022年度より一部有料(宿泊・食事に1万円の費用がかかる)に。関東地方の在住者に交通費の支給はありませんが、その他の地域からはエリアごとに1万円~2万5000円の範囲で会場までの補助を受けられます。

大会に応募する際は、9月〜11月中旬の期間で、科学オリンピック共通の専用ページよりウェブエントリーを行います(応募名義は、個人申込または学校単位の団体申込から選択可能)。

団体申込の場合、いったんエントリーしても応募期限までは参加者の修正が認められ、大会中の生徒の成績はすべて申込んだ教員側に開示されます。

日本地学オリンピック
主催:NPO法人地学オリンピック日本委員会
代表理事:川村 教一
住所:東京都文京区弥生2-4-16 学会センタービル内
プログラム開始:2008年
実施スケジュール:一次予選/12月中旬、二次予選/1月下旬、本選&代表最終選考/3月中旬
競技内容:全国の中高生を対象とする地学コンテストを通じて、成績上位者の表彰と日本代表候補選抜を実施
「第14回日本地学オリンピック」募集要項
応募期間2021年9月1日~11月15日
対象中学生・高校生(本選への参加資格は中学3年生~高校2年生)
選考プロセス一次予選/択一式オンライン試験、二次予選/マークシート式筆記試験、本選/記述式試験と実技試験、代表最終選抜/英語による討論や面接など
参加一次予選/無料、二次予選/無料 本選/1万円(宿泊・食事代) ※本選は参加者の居住地によって交通費補助あり

「日本地学オリンピック」公式サイト

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